中尾ミエ 貧しかった子供時代「最後は6畳、4畳半。8人家族で。これはもう働かないと、と思って」

[ 2022年5月13日 15:39 ]

中尾ミエ
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 歌手の中尾ミエ(75)が13日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。子供の頃の苦しい生活を振り返った。

 この日はともに「3人娘」と呼ばれて60年となる園まり、伊東ゆかりと並んで登場。自身の歌手歴も60年となる中尾は司会の黒柳徹子から父親について聞かれると、「うちは父の存在はほとんどないですね」と振り返った。

 福岡県出身だが「うちも典型的な2代目で、遊びほうけて身上をつぶしちゃった人ですから。だからもうあたしが働かざるを得なかったから」と中尾。黒柳が「引っ越すたびにうちが小さくなっていったんですって」と話すと、「そうそう。東京に出て来てね、顔を売る度に家が小さくなっていっちゃって」と明かした。

 「しかも長生きしちゃった。93まで生きましたからね。結局6人も子供がいるのに、あたしが最後まで一緒に暮らして。本当に幸せな人だと思いますよ。自分はただ商売つぶして、あと娘が生活の面倒みてくれて」とも語った。

 黒柳が「あなたのおうちは九州に住んでらした時は武家屋敷みたいなおうちだったんですって」と話すと、中尾は「そう」とうなずいた。黒柳が「その武家屋敷からだんだん小さくなっていった」と話すと、中尾は「最後は6畳、4畳半ですよ。8人家族で。大変でしょ。だからこれはもう働かないと、これ以下にはなれないわと思って」と苦笑した。

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2022年5月13日のニュース