EXIT兼近大樹 脱マスクの動きに持論、今では「恥ずかしい」漫才とは?「早く消したいっす」

[ 2022年5月13日 19:24 ]

EXITの兼近大樹
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「EXIT」のりんたろー。(36)と兼近大樹(31)が12日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に出演。新型コロナウイルス対策を巡る“脱マスク”の動きについてコメントした。

 屋外でのマスク着用を巡っては、東京都医師会の尾崎治夫会長が10日の会見で「屋外では着用の見直してもいいのでは」と提案。松野博一官房長官は11日の記者会見で、屋外で人との十分な距離が取れる場合は不要との認識を示した。岸田文雄首相は12日の参院厚生労働委員会で「今の段階で緩和することは現実的でないと考えている」としつつも、「屋外で距離が十分取れていれば、必ずしも必要ではないと申し上げてきた」と強調した。

 りんたろー。は「感染対策でマスクっていうのは減ってきたと思っていて。“着けていないと嫌な思いをする人がいるかもな”で着けている気がする」とマスク着用を巡る心境の変化を告白。そして「お芝居の現場に行っても、マスクしてフェイスシールドしてリハやゲネはやるんですよ。本番は(マスクやシールドを)取って、このぐらいの顔の距離で大きな声でお芝居をして“はい、OK!”ってなったら人が飛んできてシールドを渡して」と撮影現場での現状を告白。「もうコントじゃん、これ。何を気にしてるの?みたいな。本来の目的って何だっけみたいな、そこのエビデンスをはっきりしてほしい」と笑いながらツッコミを入れた。

 りんたろー。の言葉に、「最初から芸能界はそうだった」とうなずく兼近。芸能界は「世論の大多数のほうに傾く」世界だといい、「だからこの先も影響力のある人が言ったことに我々は合わせていくんだろうなっていう…でも自分の中にあるものって違うじゃないですか。だから自分たちで決めて、人からとやかく言われても“俺はこうかな”っていうのを貫くしかないのかな」と語った。

 コロナ対策を巡っては、この2年で「正解と不正解がずっと入れ替わっている状態」だとし、「頑なにならずに柔軟に考えていくことが重要」だという兼近。流行初期の頃に「マスクそんなにしなくても外だったら大丈夫」と話した専門家はテレビなど番組で呼ばれなくなり、「“手洗いしましょう、ワクチン打ちましょう”のお医者さんが前面に出てきた」と振り返る。そして「俺たちも“マスク絶対しろよ!”みたいな漫才してた。あれとかも恥ずかしいですね。こうやってマスク外しましょう、の流れにされると俺らもハズいっすよね。コロナ対策漫才、早く消したいっす」とジョークを交えて語ると、進行役のテレビ朝日・平石直之アナウンサーは「あれはあれで効果あったと思いますよ」とフォローしていた。

続きを表示

2022年5月13日のニュース