橋下徹氏 ジャーナリスト安田純平氏と初対面「ボロッカスに言っていたのに来てくれる」

[ 2022年3月20日 16:51 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が、19日配信のABEMA「News Bar橋下」(土曜後9・00)に出演し、フリージャーナリスト安田純平氏と初対面した。

 安田氏は15年、内戦状態のシリアを取材中に武装勢力に拘束され、3年4カ月後に解放された。橋下氏は当時、安田氏の対応を猛批判しており、「ボロッカスに言ってるのに、こうやってテーブル囲んで来てくれてる」と出演に感謝。安田氏も「見てました」と応じ、スタジオは笑いに包まれた。

 橋下氏はあらためて、解放された当時について、「帰って来た時に、いろんな人に迷惑をかけたのなら、そこは最初に謝るべきじゃないですか?と批判をさせてもらった」と真意を説明した。すると安田氏は、「解放された次の日に大使館の人が来ているので、言っているんです、一番最初に」と説明。「身元確認して、『確かに安田さんですね。ついては詳しい話を…』という時に、『その前に自分の行動でご迷惑をおかけしましたというのと、家族とか面倒を見てもらったと思いますので、ありがとうございました』というのを一番最初に言っているんですよ。関係者の人たちには直接、面と向かって言ってて」と明かした。

 解放された後、帰国便の機内ではいきなりカメラを向けられ、取材されたという。当時の安田氏は、解放直後で興奮状態だったと告白した。「外務省が有害事件とかのパンフレットとかを出しているんですよ。『解放された人は興奮状態にあって、はっきり言って会話が成立しないので、報道する側も気を付けましょう』と書いてあるんですよね」と前置き。「いきなりカメラを向けるって、言い訳になりますけど、いきなりこっちは興奮状態でしゃべっちゃうので、準備はできなかったというか」と振り返った。

 橋下氏が「バッシングとかもあったから、気持ちがこうなって(興奮して)戦闘モードに入ってしまったところもあったんですかね?」と尋ねると、安田氏は「基本、戦闘モードのつもりはなかったんですけど、見ている皆さんが戦闘モードになっていた」と、当時の周囲の感情を推測した。

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