堀江貴文氏 ロシアからの外国企業の撤退、一時停止は「効果的。特に半導体」と分析も政変は「起こんない」

[ 2022年3月20日 13:12 ]

堀江貴文氏
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 実業家の堀江貴文氏(49)が20日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。ロシアの国内で、世界の名だたる企業が撤退または事業を一時停止していることへの影響を語った。

 米テスラ最高経営責任者(CEO)で宇宙開発企業スペースXを率いる世界一の金持ち、イーロン・マスク氏が14日、プーチン大統領に対して「決闘しよう。懸けるのはウクライナだ」とツイッターに投稿した。マスク氏はウクライナ支援を表明し、同国に通信衛星インターネットサービス「スターリンク」の端末を送り、戦地でもネット接続可能な環境を提供している。ほかにも世界の起業家たちが声を挙げ、ロシア国内では世界の名だたる企業300社以上が撤退または一時停止となっている。

 MCの「爆笑問題」太田光が「マクドナルドとか企業が撤退したとして、ロシアに果たして効果的なのかどうかって」と尋ねると、堀江氏は「いや、めちゃめちゃ効果的だと思いますよ」と回答した。「特にね、例えば半導体、今ほらコロナで半導体不足になって、エアコンが届かないとかトイレが設置できなくてお店がオープンできないとか、凄い小麦の価格が上がってるとかいろいろんなことがあるじゃないですか。半導体不足って凄く大事で、ロシアって軍事用の半導体の産業がほとんどなんですよ。半導体が使えないと、マイコンも使えないから、ありとあらゆる家電製品ってみんなマイコンを搭載してるんで」とし、「マイコン作れなくなったら、何も動かなくなるんですよ。飛行機もボーイングの飛行機とかアメリカの輸出規制で部品が手に入んないから運航できなくなるでしょ」と続けた。

 軍事的にも効いてくるかと聞かれると「軍事的にも効いてくるし、産業のコメって言われる半導体も外から入って来なくなるみたいな感じで、実はかなり困窮すると思います」としながらも、ロシア国内の反響については「若い世代は普通にプーチンすげえって思ってると思う。俺たち、強いロシアのために頑張ってるリーダーだって言うくらいに思ってて、外国がなんでこんなひでえことすんだみたいに普通にみんな怒ってると思いますね。外国に対して」と話した。太田が「西側が望んでるのはある種、政変みたいなことを待ってるようにも見えるんだけど、それが果たして短時間のうちに…」と続けると、堀江氏は「いや、政変は起こんないですよ」と言い切った。

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2022年3月20日のニュース