フット後藤「正直、この世界をやめようと思った…」 芸人として壁にぶち当たった番組を明かす

[ 2022年3月20日 17:47 ]

「フットボールアワー」の後藤輝基
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 お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基(47)と岩尾望(46)が20日放送の関西テレビ「マルコポロリ!」(日曜後1・59)に出演。結果を残すことができず、後藤が芸能界引退を考えるほどに追い詰められた番組について語った。

 番組ではフットボールアワーの歩みを、VTRをまじえて振り返った。01年の第1回から出場した「M-1グランプリ」について、MCの東野幸治が「今、M-1は(最低点が)だいたい85点以上の感じ、何やったら88点以上の感じですけど、松本さんとか紳助さんは当時?」と質問。これに対し、岩尾は「(第1回は)50点とか60点とか付けられました。特に松本さんと紳助さんの点数が低いというのが堪えました」と苦笑いを浮かべて振り返った。

 一方の後藤も「一番最初、55点やったかな。そんなんです」と悔しそうに口にする。さらに、「僕は正直、やめようと思いましたね。この世界を…」と告白。その上で、「もうやめようと思うけど、吉本はありがたいことに次の日から普通に劇場の出番がありますから。まず出なあかんということで、じゃあネタを作ろう、ネタの作り方を一掃しようと。僕が芸人やってていいのかどうか、次で判断してもらおうというぐらいの感覚でした。次の年でアカンかったらホンマにやめようと思ってました」とマジメな表情で語る。すると岩尾も「もう一回、あそこに立って何か結果を残さんと気が済まんというのでやってました」と呼応した。

 そして迎えた翌02年の第2回、フットボールアワーは「ますだおかだ」に次いで準優勝。後藤は「正直、(翌03年に)優勝した時より02年の方が嬉しかったです」と明かし、「松本さんも『面白い!』って言ってくれはったんです。それがメチャクチャ嬉しかったです。(翌03年の)優勝より全然嬉しかったです」と笑みを浮かべた。

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2022年3月20日のニュース