中居正広「これ、いつ話そうかなと思ってたんだけど…」　ラジオで突然の報告

中居正広
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　タレントの中居正広（49）が19日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広　ON＆ON　AIR」（土曜後11・00）に出演。キャッシュカードや保険証入りの財布を紛失したことを明かし、そのてん末も報告した。

　トークの途中で「こないだ、こんなことがありました」と切り出すと「ワタクシ財布なくしました」と突然の報告。「これ、いつ話そうかなと思ってたんだけど…」として時間をかけて語り始めた。

　中居の説明によると、ある日、友人と飲食店で晩御飯を食べてからタクシーで帰宅。お酒も飲んだが、午後8～9時ごろには自宅に到着したという。だが、ここで「財布がなくなったことに気づいたのが3日後だったんです」と衝撃告白。友人と食事した日の翌日は休日、2日後と3日後は仕事だったそうで「あれ？財布がない…と思って」と気づいたのが、なくしてから3日後のことだったという。

　そこから記憶をたどりながらまずは自分の車の中を探してみたが、発見できず。そもそも、なぜ3日後まで気づかなかったのか。その疑問については「お支払いする時、僕、限度額の少ないカードは携帯の中に入ってるんですよ」と“超アナログ人間”にも関わらずスマホ決済を使いこなしているという新事実をサラリと明かしながら「財布ってそんなにいま出さなくて…」と日常について説明した。

　いつもはカバンのサイドポケットにスマホをしまい、財布は“本ポケット”に収納しているという中居。「本ポケットあんま使わないっていうかね、あんま開けなくなってんのね。で、気づいて。あら、どうしましょうってなって…」。食事した日の昼間にATMで現金を下ろしていたため、その日の昼までは財布があったと自分の記憶を確認。飲食店で忘れたに違いないと思って連絡してみたが、届け出はないと返答されたという。「あら、困った」と中居。休日だった翌日は百貨店、ビデオ店、さらに「びっくりドンキー」へ。そこにも次々と連絡を入れてみたが、いずれも「ありません」という返答が続いた。

　「こりゃ、本当にまずいぞ。キャッシュカードも入ってるし」と困り果てた。3日間で計3回乗ったタクシー会社それぞれにも電話したが、やはり届け出はされておらず「大変！」と中居。ただ、カード会社に連絡を取ってみたところ、不正利用はされていないことも分かった。そして、一緒に食事した友人にも連絡を入れてみたところ、友人が飲食店の近くにあった交番に聞いてくれたそうで「そしたら、そこの交番にお届けはないけど、そういう情報はある…みたいな」とひと筋の光が見えてきた。

　「なんとなく…僕だから。名前もその友達は出さずにいてくれて。そしたら、ありそうな雰囲気だから、どこの交番に行っても落とし物があったら連絡はつく、と…」とアドバイスを受け、結局、自宅の最寄り警察署まで出向いた中居。すると、なんと、なくした財布が出てきたのだという。思わず「ふぇっ！？」と声が出てしまい「すいませんっ！なんであるんですか？」と質問。実は、食事した日の帰宅時に乗車したタクシーの中に落としていたそうで、ドライバーが警察に届け出。警察で中を確認したところ落とし主が中居であることが判明し、最寄り警察署まで財布が届けられていたのだった。

　「警察署の人も“THE中居正広の財布”だってのは分かってたんだろうね」。それでもなぜ、この警察署にあるのかが分からず尋ねてみたところ、警察官も「連絡来て来られたんですよね？」と質問返し。「えっ！？知らないです」（中居）「はい？」（警察官）「こちらから預かっていると手紙を送りました」（警察官）「その手紙は知りません」（中居）とのやり取りがあったが、とりあえず財布は無事に中居の手元へ戻ったのだという。

　奇跡のような財布との再会。届けてくれたタクシードライバーにお礼を言いたいと名前を尋ねたが「そういうのは全然…」と返されて分からなかったそうで「捨てたもんじゃないっすね…。すごいっすね…。落とした財布、届くんっすね…」と感謝、感激する中居だった。