中居正広 今は亡き最愛の父が生前、息子に願ったこと「やっぱり、ゆくゆくは…」

[ 2022年3月20日 22:32 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(49)が20日、日本テレビ「行列のできる相談所」(日曜後9・00)にゲスト出演。2015年2月19日に喉頭がんのため亡くなった最愛の父・正志さん(享年79)が生前に「ゆくゆくは…」と中居に願っていたことを明かす場面があった。

 今回は「中居正広さん自腹でコレ買ってください!SP」と題して“スーパースター”中居に番組サイドが様々な高額商品をプレゼン。中居がプライベートで行ったこともある「USJ」の閉園後2時間限定貸し切り5320万円(7000人の団体から受付)は「(7000人も)知り合いがいないですね」として、最高級ベッド517万9000円は「僕は座って半畳、寝て一畳の人間」として、1億9965万円の“世界に一つだけ”というフランクミュラーの最高級腕時計は「恐れ多い」として、次々に「買わない」の札を挙げ続けた。

 長野・軽井沢の3億5200万円する2棟続きの大型高級別荘(総面積540坪)も「どこでメシ食うんだよ」として「買わない」。だが、中居の地元であるプロ野球独立リーグ、BCリーグの「神奈川フューチャードリームス」の丸ごと買い取り3億円には興味を示した。元DeNA投手コーチで、中居とは同学年でもある川村丈夫監督(49)がVTRに登場すれば「あっ!横浜の!」と反応し、元巨人の乾真大投手(33)の姿にも「あっ!」と思わず声が出る巨人ファンの中居。チアリーダーたちからは「GOGO中居、GOGO中居、買って!買って!買ってくれ!」とパフォーマンスまで披露されて“中居オーナー”に対する熱烈歓迎を受けると「これ、夢ありますよね」とまんざらでもない様子を見せ、そして、父について語り始めた。

 「うちのね、お父さんがね、もう亡くなったんですけども。何やってほしい?とかって話を、亡くなる前にしてたんですよ。『やっぱり、ゆくゆくは野球に携わってほしい』と…」と中居。そして「いろんな思いとか、僕もう(今年8月で)50(歳)なんで。この後のあと10年、20年…色々考えました」として決断を発表した。期待がふくらむところだったが、答えは「買わない」。実はオーナーになるための3億円のうち1億6000万円は現オーナーが背負っている過去2年の赤字分。「(大好きな)野球だし、地元だし。少しでも手を差し伸べることができるならって…。でも、なんかね。過去2年の借金?その赤字は知らねーわ!」と苦笑いの中居。「でも、ホント(気持ちが)動くな…」と名残惜しそうに続けた。

 だが、この中居の決断を聞いた球団側も諦めず。現オーナーと中居が1億5000万円ずつを出し合う“共同オーナー”を再提案。中居の心変わりを願っていた。

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2022年3月20日のニュース