堀江貴文氏 ロシアは内側から崩れているかに「全然崩れてない」も「前線は士気が下がっているかも」

[ 2022年3月20日 11:10 ]

堀江貴文氏
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 実業家の堀江貴文氏(49)が20日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。ロシアのウクライナ侵攻について言及した。

 ロシアのプーチン大統領は18日、モスクワで開かれたクリミア半島編入8周年の集会に参加した。会場とその周辺には20万人以上が集結。演説では「ジェノサイドに苦しむ人々を救うための軍事作戦だ」と侵攻を正当化した。だが一方で、国内の反戦デモは収まらず、これまでに拘束された人はおよそ1万5000人。ロシア政府系テレビ「第1チャンネル」のニュース番組の生放送中、女性社員マリーナ・オフシャンニコワさんがキャスターの背後で「戦争をやめて」などと書かれた紙を掲げたこともあった。ロシアのテレビ局からはニュースキャスターやジャーナリストが相次いで退職したことも報じられている。

 ロシアが内側から崩れ始めているのかとの質問に堀江氏は「全然崩れてないでしょう」ときっぱり。「例えば日本が太平洋戦争やってたときに、日本で反戦をやってた人もいると思いますけど、大多数の国民とかメディアは新聞とか、戦争もガンガン行くぞ、鬼畜米兵だみたいな感じで、ほとんどの人たちがそれ信じてやってたわけだから、信じてないワケがないよねっていう。大半の人たちがプーチンスゲーって、なってるし」と説明した。「だってこんなに20万人もいたところで国内が不穏な空気になってたら暗殺されるかもしれないと思うわけじゃないですか。安心して人前に出て来れるって言うのは、それだけみんな支持してくれてるって言うことなんじゃないですか」と続けた。

 だが一方で「前線に送られてる人たちはなんか大変じゃんこれ、言ってたのと違うじゃんって士気が下がってるかもしれないけど、将校クラスでも4人ぐらいスナイパーにやられたっていう話がありましたけど、あんな感じで前線の人たちは大変」と語った。MCの「爆笑問題」太田光は「ロシアがどうって一つの意見ではないってことですよね。場所によっても、地域によっても、世代によってもそれぞれ考え方が違うから。ロシアがこう思ってるっていう一つの見方はできないっていう」と話した。

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2022年3月20日のニュース