【日本アカデミー賞】有村架純が最優秀主演女優賞初受賞 「世界中が一刻も早く穏やかに」

[ 2022年3月11日 22:36 ]

第45回日本アカデミー賞授賞式で最優秀主演女優賞を受賞し、あいさつをする有村架純
Photo By 代表撮影

 第45回日本アカデミー賞の授賞式が11日、都内のホテルで行われ、主演女優賞は「花束みたいな恋をした」の有村架純(29)が受賞した。

 有村は「すごくビックリしています。私が作品に対してできることは少ないし限られているので、どういった影響を与えられるか常々不安はありますが、幾度となく背中を押してくれたのはこれまで出会った方々がくれた言葉たちでした」と感慨深げ。「これからも独りよがりではなく、思いやりをもって芝居、現場、人と向き合って精進していきます」とさらなる意欲を見せた。

 有村は16年に「ビリギャル」で優秀主演女優賞、新人俳優賞にノミネートされているが受賞は初めて。

 「花束みたいな恋をした」は土井裕泰監督作品で、俳優の菅田将暉とのダブル主演。終電を逃した駅で出会った学生の男女が、社会人となりさまざまな障害を乗り越え愛を育む5年間を描いたもので、有村は八谷絹役を演じた。

 有村は「最後に、世界中が一刻も早く穏やかに過ごせるよう祈っております」と締めくくった。

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