フジ解説委員・風間晋氏 ウクライナとロシアの外相会談に「2回目があるのであれば、それはプーチンが」

[ 2022年3月11日 11:05 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が11日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアのラブロフ外相とウクライナのクレバ外相が10日にトルコ南部アンタルヤで会談したことに言及した。

 2月24日のロシアの侵攻後、両国の閣僚レベルの会談は初めてだったが、停戦に向けた進展はなかった。クレバ氏は、市民退避などのため24時間の一時停戦を申し入れたが合意できなかったと述べ、失望を表明。今後も外相会談を続ける意向を示し、降伏しないと強調した。一方、ラブロフ氏は、停戦についてはベラルーシでの高官協議で話し合われると指摘し、「私たちは攻撃していません。ロシアの安全が脅かされているのです」と主張した。

 MCの谷原章介が「これ期待されましたけれども、大きな進展は見られませんでした」と語ると、風間氏は「最初から進展を期待するのではなくて、ウクライナ側はどれだけ譲歩の用意があるのかっていうのを、ラブロフ外相に伝えて、それをプーチン大統領のところに持っていくわけですよ。それでプーチン大統領がどううするかっていう判断をすると」と自身の見解を述べ、「プーチンの戦争ですから話し合いをどういうふうに進めていくかってこともプーチン大統領にしか判断できない。そのための一つの外相会談を始めたと。2回目があるのであれば、それはプーチンが話し合いをすることに意味を見出して2回目をやるということになると思うので、僕自身は2回目があるのかないのか、あるとしたらどれくらい早くにあるのかというところに注目しています」と自身の見方を話した。

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2022年3月11日のニュース