小池栄子　頼朝とのシーンで小栗旬が怒鳴り込み　大泉洋明かす「『何やってんの、2人で！』って」

小池栄子（左）と大泉洋
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　女優の小池栄子（41）が11日、NHK「あさイチ」（月～金曜前8・15）にゲスト出演。俳優の大泉洋（48）との共演について語った。

　小池は「鎌倉殿の13人」で北条政子を演じ、源頼朝役の大泉とは夫婦役を演じている。これまでも多くの作品で共演し、夫婦役も演じたことがある仲。VTRでメッセージを寄せた大泉は「（小池は）とにかく明るい。とても雰囲気常に明るくしてくれるというか、政子のお芝居に関しては細かく打ち合わせをしていますよね、監督と。すごく丁寧に政子を演じているなと思いますよね。そうかと思ったら、コミカルなところは要求される笑いを作るし」と感心した。

　2人のシーンで印象的なものとして、頼朝に一目ぼれした政子のなまめかしさあふれる場面を挙げた大泉。「脚本にも『しなを作り続けている』ってト書きにもあるわけですよ。そうなると、頑張ってずっとやってたら、スタッフも笑っちゃうしね、そこに楽屋でその様子をモニターで見ていた小栗旬が怒鳴り込んできたっていうのは面白かった。『何やってんの、2人で！』って」とエピソードを披露。「そこはお互い、やりすぎちゃいけないって。ただ、ト書きに書いてあるから、求められることをするしかないんだけど、我々も悩みながらですよね。果たして大河というところでどれぐらい面白くやっていいのか、悩みながらやっている」と明かした。

　コメントを受け、「本当に『コントにならないように気を付けよう』って言ってます」と小池。「アドリブは一切ないです、三谷さんの脚本では。ト書き通り『しなを作る』って書いてあったからそうしようとか」とあくまでも台本通りであると主張しつつ、「大河を撮っていて、大河のセットを借りて、NHKのコント番組『LIFE！』を撮っているみたいだねって」と苦笑。「ただ、会う方に『2人がそろっているだけでコント見たい』『笑っちゃうんだよね』って言われても、それはキャスティングする人の責任、それは言われても知らないよという気持ち」ともらしつつ「やり過ぎちゃうと、大泉さんは『そうすると笑わせにいってるみたいだよ！』って指摘はしてくださいます」と明かした。