藤井貴彦アナ 福島県大熊町から視聴者へのメッセージがネットで話題に「言葉の選び方が素敵」

[ 2022年3月11日 20:04 ]

日本テレビの藤井貴彦アナウンサー
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 日本テレビ藤井貴彦アナウンサー(50)が11日、日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)に福島県大熊町から中継で出演した。

 東日本大震災発生から11年を迎えたこの日、番組のエンディングで藤井アナは中継先から「11年前の今頃、海沿いは繰り返しの津波に襲われ市街地では子どもが余震で怯えていました。あれから11年。町は静寂に包まれてきましたが道は再び開かれました。ここ大熊町で育ち被災し、移住した新米パパに『あなたは被災者ですか?』と聞くと『気持ちが落ちついた人から被災者ではなくなると思います。自分もそうです』と答えてくれました。被災者、被災地は変化を見せています。一方、いざという時の避難のバトンは各地域で受け継がれていて、海沿いの子どもたちは今津波が来ても絶対に逃げてくれます。むしろ、被害を受けてない皆さんにこそ3月11日は意味を持ちます。両手を広げたその先に倒れてくるものはないでしょうか?震災は突然起きることを忘れているからこそ今日、今確認することが大切です」と視聴者にメッセージを送った。

 ネットではこのメッセージが話題となり「ほんとに藤井アナはすごい言葉の選び方がいつも素敵だ」「完璧だな!凄い」「素晴らしいコメントな上に時間ぴったりよ!」などの声が挙がった。

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2022年3月11日のニュース