桂文枝「やり尽くしました」 新婚さん最終収録終え万感の思い 山瀬まみも涙で感謝

[ 2022年3月11日 05:00 ]

ABCテレビ「新婚さんいらっしゃい!」の最終収録でいつもの「いらっしゃ~い」と叫んだ桂文枝と山瀬まみ
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 放送開始から51年の長寿番組ABCテレビ「新婚さんいらっしゃい!」(日曜後0・55、全国ネット)の最終収録が10日、大阪市の同局であり、51年間MCを務めた桂文枝(78)は「やり尽くしました。51年3カ月もやれるとは思ってなかった」と感無量の面持ちだった。

 25年間コンビを務めた山瀬まみ(52)と並んでスタジオ入り。15枚の過去の懐かしいパネル写真が両側に飾られたレッドカーペットを歩いて入場した。約50組の元“新婚さん”カップルがひな壇で観覧した。最後の放送は過去に登場した面白カップルを振り返って大賞を選出。本並健治(57)・丸山桂里奈(39)夫妻らがプレゼンターとして登場し、「胸キュン!純愛部門」「理解不能!お国言葉部門」「アメイジング!国際結婚部門」「予想外!ハプニング部門」でそれぞれ大賞を選んだ。

 ラストは文枝と山瀬がカメラの前に立ち、プレゼンターを務めたミルクボーイ・内海崇(36)、駒場孝(36)のモノマネをサプライズ披露。山瀬が「あー、ありがとうございます。今、51本の赤いバラをいただきました…」と内海のマネ。文枝も駒場のように花束をもらう振りをして会場の爆笑を巻き起こした。

 山瀬は「25年間お世話になりました。最後も楽しかった。こんなに楽しい仕事はあるのかっていうぐらい。皆さんの人生の1ページを彩れたかな」と涙ながらに振り返った。文枝は「次の司会者である藤井隆君を応援してください」とエールを送り、「スタッフ、出場者の皆さんが支えてくれたおかげ。私は次の夢を追いかけます。ありがとうございました」と感謝。「新婚さん」と叫んで、山瀬、観客らが「いらっしゃ~い」といつものコール。最後に文枝は1人で「万歳」と締めくくり、拍手を浴びた。

 最終回放送は27日「50年!5000組!新婚さんアカデミー大賞SP」として1時間スペシャル番組となる。

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