和田アキ子 ドーピング問題のワリエワを思いやる「胸痛くて…オリンピックってなんなんだよ」

[ 2022年2月19日 12:45 ]

和田アキ子
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 歌手でタレントの和田アキ子(71)が19日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場を認められた女子SP1位のカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)がフリーでミスを連発し、合計224・09点の4位でメダルを逃したことにコメントした。

 「ショートだけ見た時はこの人、何にもしなくてもきれいで優雅で大胆で圧巻でしたよね」とワリエワのSPでの演技を称賛した和田。しかし、フリーでは、ジャンプでの転倒が相次ぎ「ダントツ1位だったのにあんなに転ぶっていう。ジャンプ得意な人が」と振り返った。

 フリーでミスを連発した直後にコーチが叱責したことや、薬物検出についてワリエワ側の弁護士が、ワリエワの祖父が服用している心臓の薬に禁止薬物の成分が入っており、祖父と同じグラスを使ったことが要因としていると説明していることに触れ、その上で和田は「彼女のワリエワさんのコメントとして『これで授賞式は行われるのね』って言ったの聞いた時、胸痛くて…オリンピックってなんなんだよ。もう(試合に)出したんだから」と自身の思いを吐露。ロシアのメディアによると、自身がメダル圏外の4位だったことを受けてワリエワはコーチに対し「これで表彰式は中止されないだろう」と話していたという。最後には「出しても授賞式は行わないっていうのも変な感じだなと思って」と嘆いた。

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2022年2月19日のニュース