松本白鸚ファイナル「ラ・マンチャの男」公演休止期間24日まで延長 新たに関係者が新型コロナ陽性

[ 2022年2月19日 14:06 ]

昨年12月、ミュージカル「ラ・マンチャの男」の会見に出席した松本白鸚
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 歌舞伎俳優の松本白鸚(79)が主演を務めるミュージカル「ラ・マンチャの男」(東京・日生劇場、2月6~28日)の公演関係者に新型コロナウイルス陽性者が新たに確認されたため、製作の東宝は公演休止の期間を24日まで延長すると19日、発表した。

 同公演は8~12日の6公演を中止し、13日昼公演から再開。17日に再び17~20日の4公演の中止を発表していた。追加で中止となったのは21~24日までの4公演。半世紀にわたってドン・キホーテを演じてきた白鸚のファイナル公演としてチケット争奪戦となる中、予定の25公演のうち、14公演が公演が中止となった。

 東宝は「ミュージカル『ラ・マンチャの男』につきまして、公演関係者の新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことから、2月17日(木)~2月20日(日)の公演を中止いたしました。その後、新たに公演関係者の陽性反応が確認されたため、2月21日(月)~2月24日(木)の公演を中止とさせていただきます。ご観劇を楽しみにお待ちいただいておりましたお客様には、大変なご迷惑をお掛けしますこと、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 26日以降の公演に関しても25日にあらためて発表するという。千秋楽は28日になっている。

 同作は白鸚が「私の人生そのもの」と位置づける作品。1969年の初演から1300回以上演じてきた。今回がファイナル公演となり、娘で女優の松たか子(44)も10年ぶりに出演。白鸚は6日の初日を終え「感無量の思いです」と心境を吐露。「(開演できたのは)その都度、劇場へ足をお運びくださった多くのお客さまのおかげです」と感謝していた。

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2022年2月19日のニュース