藤田ニコルあらためて復帰報告「ニュースでやっている症状が全部出た…コロナってこんなきついんだ」

藤田ニコル
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　タレント藤田ニコル（23）が、19日放送のTBSラジオ「藤田ニコルのあしたはにちようび」（土曜後7・00）に出演し、新型コロナウイルス感染中の療養生活について語った。

　藤田は5日に新型コロナウイルス感染を公表し、療養を経て15日に仕事復帰したことを報告していた。同番組には3週間ぶりの出演。「まずは皆さん、お久しぶりです。帰って来ました。2週間、ラジオ不在でして。理由は新型コロナウイルスに感染してしまったということで不在だったんですが…。不在していた分、おじさん2人がラジオをしてくれたおかげで、『にこにち』も何とか乗り切ってたのかな？」と、アシスタントのタイムマシーン3号にいじり気味ながら感謝を伝えた。

　普段は健康という藤田は、「風邪も引かないし、熱も出ないし。熱が出てから陽性って分かったんですけど、熱が出たのも4年ぶりくらい」と明かした。「熱が出るとかいろんな症状が出ることに免疫がなさすぎて、ニュースでやっているような症状が全部、出てしまって。最初の方の1日、2日…3日間くらいは熱もあって、のどが痛くてせきも出て、だるくて、事故でひかれたんか？くらい体も痛くて。全部、症状が出てしまって。コロナってこんなきついんだと思い知った感じでした」と症状を説明した。

　身体的にはもちろん、精神的にもダメージがあったという。「13年間かな？芸能生活をやってきて、1回もお仕事を休んだことがなくて。1回も体調不良で休んだこともないし、むしろ昔なんか体調不良だとしても大丈夫という時代だったから、ちょっと具合悪くても仕事していた人間だったから、お仕事を飛ばす、穴を開けるのが心苦しくて」。ネットフリックスや漫画の全巻読破なども挑戦したが、心ここにあらずで頓挫。「ソファに座ってぼーっとしてる10日間だった」とも打ち明けた。

　藤田は症状を日々、SNSで発信していた。中でも心配されたのは、嗅覚の異常だった。「嗅覚がなくなっちゃったとツイートしてて、みんなも結構、心配してくれたんですけど、嗅覚実際になくなった人、嗅覚、味覚とかがなくなった人からの『こんなサプリがいいよ』とか『こんなことしたら治るよ』というのがたくさん来て、そういうのもいっぱい試したりしてて」と、アドバイスを受けて試行錯誤したことを明かした。

　現在は改善の兆しがあるようで、「ついこないだ、ちょっとずつ戻ってきたので、それは皆さん、ご心配おかけしました。だんだん回復してきているので、心配しないで下さい」と報告。「ファンの方とか、いろんな人からの励ましの声で何とか10日間乗り切って今、明るく生活しております」と、あらためて感謝を口にしていた。