安藤優子氏「個人のコメントを、キャスターとして言ったことはない」と語るワケ

[ 2021年11月22日 22:25 ]

ニュースキャスターの安藤優子氏
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 キャスターの安藤優子氏(63)が22日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に初出演。自身の考えるキャスター像などを語った。

 安藤氏はこれまでフジテレビ「FNNスーパーニュース」「直撃LIVE グッディ!」など数多くの番組でMCを務めてきた。現在放送されている情報番組で好きなMCは?という番組の企画を聞くと「ランキングつけられたりとか、採点されたりするのは、本当に嫌なものなんですよ。今、採点されたりする方が、ご覧になったらそれなりに傷ついたりするんだろうなって思います」と語った。

 同番組の司会を務めるふかわりょう(47)から「責任感とかプレッシャーはありましたか?」と聞かれると「もちろんそれはありました」と安藤氏。「私はすごく視聴率って大事だと思うんですよ。ニュースだから視聴率なんてどうでもいい、というのは絶対嘘で。だって見ていただかなければ伝わらないじゃないですか。だから、できるだけ、1%でも多く視聴率を取って、一人でも多くの方に見ていただきたいという気持ちはすごくありました」と語った。

 また、ふかわが「キャスターという立ち位置だと、表現できる範囲もなかなか難しかったと思うんですが」と問いかけると「あんまり自分がこう考える、というのがキャスターとしての役割とは全然思っていないんです」と吐露。「伝えたいのは別に自分の言葉ではなく、自分自身なんです。だから、個人のコメントを、キャスターとして言ったことはないです。一個人として意見を求められた時には言いますけれど、キャスターとしてこっちが正しいとか、こっちが間違っているというのは、見ていらっしゃる視聴者の方が判断するべきで、私たちがこうあるべき、と押し付けるものではない」と考えを述べていた。

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2021年11月22日のニュース