大沢たかお 壮絶だった「JIN」での撮影「あんなにきついドラマ、僕はやったことなかった」

[ 2021年11月22日 13:38 ]

大沢たかお
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 俳優の大沢たかお(53)が21日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。壮絶だった大ヒットドラマ、TBS日曜劇場「JIN―仁―」の撮影を振り返った。

 この日は「俳優人生の挫折・苦悩をどう乗り越えてきたのか?」について、これまでゲストとして出演した人気俳優たちの俳優人生をインタビューで未公開トークなどで振り返った。

 大沢は映画を主戦場にしていた2009年、大ヒットしたTBSドラマ「JIN―仁―」に出演。同作は大沢演じる医師の南方仁が江戸時代にタイムスリップして奮闘する物語で、第1シリーズは最終回に25・3%を記録、第2シリーズ(完結編、2011年)は最終回で26・1%を記録した。

 「JIN―仁―」出演について周囲から猛反対にあったという大沢。それでも、結果的には大ヒットを記録。大沢は「ありがたいですよね」としみじみ。それでも「あのドラマの現場って本当に壮絶というか、もうあんなにきついドラマ、僕はやったことなかった。映画でもないぐらいきつかった」と回顧した。

 「『JIN―仁―』って1個1個のカットもこの道の壁のために群馬まで行って、ワンカット撮ったり、この川はどうしても静岡でって。川で1カット撮ったら、夜日光に移動して森の撮影してとか。1個もロケーションに妥協しないんですよ。そのためだったら寝ないっていう姿勢でした」と壮絶だった撮影を回顧。「でも、ある考えられる常識の枠を跳び越えて、限界点を超えたところをやれば何かお客さんに伝わるのかなとは思いましたね。手を抜いたら一瞬でみんな見なくなりますね。それで終わりですね」と充実の表情を浮かべた

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