坂上忍　安否不明テニス選手とバッハ会長の電話「茶番劇としか僕には映らなかった」

坂上忍
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　俳優の坂上忍（54）が22日、フジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演。国際オリンピック委員会（IOC）が21日に、中国の元副首相に性的関係を強要されたと訴えた同国の女子テニス選手、彭帥さんの安否が懸念される問題で、バッハ会長が同選手と30分間にわたりテレビ電話で通話し、無事を確認したと発表したことに言及した。

　IOCは「北京の自宅で安全かつ元気にしているが、今はプライバシーを尊重してほしい、と彼女は説明した」と疑念の打ち消しに努めた。来年2月の北京冬季五輪の開催に響きかねないと判断した中国当局がIOCと連携して事態の収拾に乗り出した格好。ただ詳細な経緯は不明で、国際社会が納得するかは不透明な状況になっている。

　来年に北京五輪を控える中でのバッハ会長の動き。坂上は「こんなバッハさんなんかとのやりとりなんか茶番劇としか僕には映らなかった」とコメントし「東京オリンピックでもいろいろあってIOCも批判を受けましたけど、やっぱりIOCとしては北京オリンピックをなんとしてでもっていうわけでしょ」と指摘した。