笑福亭鶴瓶 勝負かけた一発 あの大先輩の頭はたいて「ええかげんにせい!ってね」

[ 2021年11月22日 11:36 ]

落語家の笑福亭鶴瓶
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 落語家の笑福亭鶴瓶(69)が、21日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン日曜日」(日曜後10・00)に出演。勝負をかけて、先輩の頭をはたいたという過去を振り返った。

 番組には、リスナーからのお便りで、お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(52)が、若手時代に鶴瓶の頭にバスケットボールをぶつけたという話が届いた。まだ、無名だった加藤が、番組を盛り上げるためにやった“一世一代の勝負”だったといい、鶴瓶は「頭にぶつけたんちゃうねん。顔面や。フフフ」と、強く印象に残っているという。

 加藤は『鶴瓶さんが笑い話にしてくれて助かった』と後日談を明かしたが、鶴瓶は「それが、なんかおかしかってん。まさか、当てられると思わへんから。顔めがけて、後ろからじゃなく、ゴーンて。面白かったというか、うれしかったよね。今や加藤も、押しも押されもせぬ(存在)ですけど」と、怒りよりも後輩が“いじって”くれたことがうれしかった、と振り返った。

 さらにリスナーからの「皆さんは、先輩相手に勝負したことはありますか」の質問に、鶴瓶は「僕はノックさんですね。ノックさんの頭をはたいたことありますね」と、大阪府知事も務めた漫才師の横山ノックさんの頭をはたいた過去を告白。「笑ってもうてね。パーンと(きれいに音が出て)。うまいことはたかないと、笑いにはならないからな。“パーン、ええかげんにせい!”ってね」と、自らの“勝負手”を懐かしそうに振り返っていた。

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2021年11月22日のニュース