日本シリーズ オリックス劇的サヨナラ勝ち第1戦 地元・関西地区で12・2%

[ 2021年11月22日 10:31 ]

9回無死一、二塁、吉田正(34)がサヨナラ打を放ち大喜びのオリックスナイン(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 20日にカンテレで生中継された「SMBC日本シリーズ2021 第1戦 オリックス×ヤクルト」(後6・00~9・59)の平均世帯視聴率が関西地区で12・2%(ビデオリサーチ調べ)だったことが22日に分かった。個人視聴率は7・0%だった。また、関西地区ではフジテレビが中継を担当し、平均世帯視聴率8・6%、個人視聴率は5・1%だった。

 また、21日に放送された「SMBC日本シリーズ2021 第2戦オリックスVSヤクルト」(後6・00)はテレビ大阪が担当した関西地区は番組前半平均6・5%、後半(後7・00)が平均8・5%(個人前半3・5%、後半4・8%)で、テレビ東京が担当した関東地区は番組前半平均4・9%、後半(後7・00)が平均7・3%(個人前半3・0%、後半4・4%)だった。

 20日に行われた、第1戦ではオリックスが、9回サヨナラ勝ちを収め、劇的に初戦を奪った。オリックスは先発にエース山本を擁しての初戦だったが、山本は先制点を許して6回1失点で降板。7回にはモヤが同点弾を放ったものの、8回にヒギンスが村上に勝ち越し2ランを許して、万事休すかと思われた。だが9回に、絶好機をつくると、ここまで4打数無安打だった吉田正が、最後はサヨナラ打で試合を決めた。

 21日に行われた、第2戦ではヤクルトが2―0でオリックスに競り勝ち。0―0で迎えた8回、西浦が1死から初の四球を選んで出塁すると、塩見も安打で続いた2死一、二塁で青木が中前に先制適時打を放ってオリックス先発・宮城をマウンドから引きずり下ろし、9回にはオスナの右前打が敵失を誘発して貴重な追加点。投げては先発左腕・高橋が5回まで毎回安打を打たれながらも宮城との投手戦に一歩も引かず、9回を5安打に抑えて日本シリーズ初登板初先発でプロ初完投初完封を収めた。

続きを表示

2021年11月22日のニュース