大黒摩季 家族のラブレター参考に作詞 あの名曲の歌詞は弟の実話だった「めっちゃ怒られました」

[ 2021年11月5日 14:19 ]

大黒摩季
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 シンガーソングライターの大黒摩季(51)が5日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。作詞の際に参考にしているものを明かした。

 来年でデビュー30周年を迎える大黒。司会の黒柳徹子(88)から「歌詞をお書きになる時に参考にしているものがあるんですって。お父さまや弟さんたちのラブレターを持ち出して。何です、それは」と聞かれると、父親がアートや小説、詩などが好きだったとし「私が煮詰まったりすると、シェイクスピアの単行本こんなに持ってきたりとか、コクトーのとかをくれたりしてたんですけど、父が亡くなって、私に刺激を与えてくれる人がいなくなったんで。お父さんの遺品を整理してたら、すごい束のラブレターが出てきたんですよ」と説明した。

 「で、見てたらその辺のラブソングの歌詞を超えてるくらいいいものだったんですよ。そんな燃えるような凄い恋とか当時はまだしてなくて。だから凄いなと思って」と大黒。「と思ったら弟のもあるだろうなと思って。弟のもこっそり持ってきたりとか。お父さんのは全部持ってきて。離婚した旦那さんのとかも束で持ってて。それ実は私まだ持ってるんですよね。返すに返せないから。忘れてったと思うんですよ。それをちゃんとネタにさせてもらってます」と打ち明けた。

 そんな大黒は「弟、結構歌詞に登場するんですよ」とラブレターの内容を歌詞にして、弟から怒られたことも。弟が結婚しようとしている女性から「愛してるって言って」って何回も言われたために、しようがないからと「愛してる」って何回も言ったところ、「薄っぺらい」と言われたことがあったとし、「それを『愛してます』って曲にそのまま書いたら、めっちゃ怒られました。家族もみんなネタにしちゃって」と苦笑いした。

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2021年11月5日のニュース