加賀まりこ マネジャー置かずギャラ交渉も自ら行う モットーは「なんでも自分一人で」

[ 2021年11月5日 17:25 ]

女優の加賀まりこ
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 女優、加賀まりこ(77)が5日放送のNHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)のインタビューコーナー「プレミアムトーク」に出演。マネジャーが「基本的にはいない」と明かし、「なんでも自分一人で」こなすと語り、共演者を驚かせた。

 番組では加賀の日常生活に密着したVTRが流された。長年居住する東京・神楽坂の喫茶店に入った加賀。競馬新聞とスポーツ新聞を愛読しているそうで、スタッフが「ザ・女優的な生活をしているって勝手に思っていて」とコメントした。これに加賀は「なんでも先入観を持たないほうがいいと思います」とチクリ刺し、「よく取材の人に『女優さんにしてはお金の話をしますよね』って言われて、そうなの?って。すごくお金って大事じゃないのって思うけど。女優さんだからお金にも触らないなんて、そんなバカなことはありえないんだから。私なんて何十年も前からこうだよ」と語った。

 そんな加賀に関して、スタジオでは「なんでも自分一人で」とのキーワードが紹介された。関係者いわく「事務所に(加賀は)所属していない。すべてを自分で判断して、すぐに加賀さん自ら携帯に連絡をくれるので仕事がやりやすい」という。これに対して加賀は、「デビューしたころからマネジャーがいないって状態がずっとあったので、全然そのことに不安を感じたりしていない」と打ち明け、「時々(マネジャーが)いたりはしましたよ。CMの契約が面倒くさい時とかに。でも基本的にはいないですね」とした。

 仕事を受けるか否か、ギャラの交渉も自ら行うそうで、「だって誰が言うの?向こうは言ってくるわけないでしょ。請求書はどちらにお出ししましょうかって聞くよ。何でも自分でできたほうがいいじゃないですか」と、淡々と話した。仕事の依頼に関しては「直接?そういうのもあるし、加賀まりこ事務所なる、いわゆる電話の受付をしてくれるサービスがあるのね。全部受けてくれて私につなぐのね。その中で気になったものは私が返します」と説明した。

 この日、番組収録に向かう前の準備にも触れ、「駐車場を取るのも、通行証、ああいう面倒くさいものもちゃんと前の日に自分でディレクターに連絡して」。共演者は「イメージが違う」「そういうのは我々なら全部マネジャーさんがやってくれる」と驚いていた。

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2021年11月5日のニュース