朝ドラ「カムカム」 安子、稔、勇、それぞれの想いが交錯する夏に「胸がいっぱいになりました」の声

[ 2021年11月5日 11:39 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第5話。朝丘神社にて。安子にあることを言う勇(村上虹郎)(C)NHK
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 女優の上白石萌音(23)が1人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の第5話が5日放送され、安子、稔、勇の“それぞれの想いが交錯する夏”のシーンが反響を呼んでいる。

 <※以下、ネタバレ有>

 上白石&深津絵里(48)&川栄李奈(26)らがヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初で、ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く同作。

 今や朝のラジオ英語講座を聴くことは安子の日課になっていた。安子は稔から英語の辞書をもらい、2人はさらに親交を深めていく。

 安子の幼なじみの勇は彼女へ好意があるのか素直に優しくできず、安子のことを「あんこ」と呼んだり、いつも何かとちょっかいを出している。そんな稔の弟・勇が偶然にも、2人が楽しそうに自転車の練習をしているところを目撃してしまう…。

 夏祭りの日が訪れ、きぬの粋な計らいで、安子は稔と2人きりで夏祭りに行くことに。2人は和気あいあいと楽しそうな雰囲気だったが、稔が安子の落とした髪飾りを探しに安子のそばを離れたタイミングで勇が現れ、「兄さんは雉真の社長になる人だから、あんころ屋の女では釣り合わん!」と告げ立ち去った。落ち込む安子は、稔の前から走り去ってしまい、翌朝ラジオを聴きながら涙を流す。そして自転車の練習もやめて稔に会わないまま夏が過ぎていく。

 そんなある日、勇は「たちばな」に来店し、夏祭りでのことを安子に謝り稔が翌日大阪に戻ることを伝えた。翌朝、安子は転びながらも自転車を走らせ稔に会いに行く。駅で稔に再会した安子は覚えたての英語で「May I write a letter to you?(あなたに手紙を書いていいですか?)」と問うと、稔は「Of course. I will write to you in return(もちろん。僕も返事を書くよ)」と答え、2人のわだかまりは解け文通をすることを約束し、大阪へ戻っていった。

 SNS上では、「安子ちゃんの思いが伝わって良かった」「胸がいっぱいになりました」「浴衣の稔さんも学生服の稔さんもかっこいい」「勇としてはずっと長年想ってきていた人がひと夏で兄に…」「勇ちゃんも複雑だろうな」「1週目でしっかり心を掴まれました」などの声が寄せられた。

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2021年11月5日のニュース