加賀まりこ まさか自分が…女優デビューのきっかけは「ナンパですね」

[ 2021年11月5日 16:41 ]

女優の加賀まりこ
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 女優、加賀まりこ(77)が5日放送のNHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)のインタビューコーナー「プレミアムトーク」に出演し、女優デビューのきっかけについて語った。

 父が映画プロデューサーだったため、幼少期から関係者が自宅に出入りしていたという。「俳優のほか、黒澤明監督とかスタッフとか、もちろんいらしていました」と振り返った。これを受けた共演者が「デビューは必然だった?」と振ると、加賀は「必然じゃないですよ。私は裏方のほうへの志は多少あったけど、兄も姉も裏方の仕事についているので。まさか出る方って全然、かけらもなかった」と話した。

 デビューのきっかけを問われると「頼まれて」と告白し、「この人たちがこんなに困っているんだったら、私がやるしかない、一肌脱ぐかって」と続けた。高校2年生のころ、東京・神楽坂を歩いていると、寺山修司さん(1983年死去)と映画監督・篠田正浩氏(90)に突然、話しかけられたそう。2人から「実は困っている。ヒロインがいなくなって困っている」と言われたことを振り返り、「私は何となくその大変さを理解できたので。父親に言ってみたら『あなたで役に立つんだったら夏休みだし、いいんじゃないか』って。全然父とは違う会社なので(寺山さん、篠田氏は加賀のことを)全然知らない」と明かした。「ナンパですね」と付け加え、笑っていた。

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2021年11月5日のニュース