田崎史郎氏 菅内閣の支持率低下も「これをやりたいんだっていうものを持ってる政権は強い」

[ 2021年5月24日 14:46 ]

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 政治ジャ-ナリストの田崎史郎氏が24日、TBS系「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。毎日新聞と社会調査研究センターが22日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率が31%で、4月18日の前回調査の40%から9ポイント下落し、昨年9月の政権発足以降で最低となったことに言及した。

 菅内閣の不支持率は59%で、前回の51%から8ポイント上昇した。東京五輪・パラリンピックについては「中止すべきだ」が40%で最も多く、前回(29%)から11ポイント増加。「再び延期すべきだ」は23%(前回19%)で、「中止」と「再延期」を合わせて6割を超えた。

 毎日新聞だけでなく、他の報道各社の6月の世論調査では、内閣支持率を不支持率が上回っているが、田崎氏は「感染者数が増えると内閣支持率は下がるというトレンドの1つだ思うんですね」と言い、新型コロナウイルスのワクチンに触れ「今、菅さんはこれをやりたいんだっていうものを持ってるんですよ。これをやりたいんだっていうものを持ってる政権は強いですよ。あくまでこれをやるんだ、どんなことがあってもっていうことでやってるんで、これがちょっと目標達成したなってみたいになった方が危なくて、今はこのまま突っ走るってことだし、自民党内で菅さんやめろって声は今のところ上げってません」と話した。

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2021年5月24日のニュース