吉永小百合 人生最大の転機を明かす きっかけは高倉健さんとの共演「これが映画だって思って」

[ 2021年5月24日 12:06 ]

女優の吉永小百合
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 女優の吉永小百合(76)が23日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。人生最大の転機について語った。

 吉永は15歳で日活入り。きっかけは「高校入学と同時に『日活という映画会社に入らないか』と父の友人がその頃宣伝部長をしていて、言っていただいて。何となく入ったんですね。アルバイトのつもりで。何がなんでもじゃなく入ったんですけど」と明かした。

 だが、MCを務める予備校講師でタレントの林修(55)から「女優として生きていこうと決心されて何か大きく変わったことはあるんですか」と聞かれると、「事務所から離れて1人でやりたいことを決めてやっていこうとしたんですね。それが35くらいの時」と映画会社から独立し、個人事務所を立ち上げたことだと告白。きっかけは「『動乱』という映画を高倉健さんとご一緒して。1年間すごくぜいたくな映画作りに参加させてもらって。これが映画だって思って。そういう映画をやるためには養っている人が多いとできないんですね。1人なってやってみようと」と思ったとした。

 以降は映画を中心に活動し、「素晴らしい監督さん、市川崑さんとか(坂東)玉三郎さんとかいろんな出会いがあって。自分が自由だからどういう形でも参加できたんですね」と振り返った。「『義理と人情』とかいろんなしがらみがあると、やりたくないものもやらなければならなくなっちゃうんで」とも話した。

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2021年5月24日のニュース