さんま 「古畑任三郎」田村正和さんが見せた優しさ 現場合流に遅れても「お礼言いはるんです」

[ 2021年5月24日 11:32 ]

明石家さんま
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 お笑いタレントの明石家さんま(65)が22日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演。心不全のため、4月3日に死去した俳優の田村正和さん(享年77)と「古畑任三郎」で共演した際のエピソードを語った。

 さんまはドラマ「古畑任三郎」で田村さんと共演。撮影中は車で、次の現場に移動することがあったという。田村さんから「さんまちゃん、ロケ地分かりにくいところだから、後ろからついて来なさい」と言われてついていっていたが、「前の田村さんの車が曲がったところをまっすぐ行ってしまったんです」と道を間違えてしまったさんま。「そしたら一通(一方通行)が死ぬほど多いの」と曲がることもできず、Uターンできる場所もなく、田村さんが曲がった道に戻るまでに1時間半かかったそう。

 その後、遅れて現場に到着したさんまだったが、田村さんからは「何してんの」とか「押してんだよ」など一切言われなかったという。それどころか「お礼言いはるんです。『ありがとう』って。『待ってる間カレー食べられた』って」と回顧。お笑い芸人の村上ショージ(65)に「さんまさんに対する優しさなんですかね?」と問われると「いや、みんなにやと思う。変なこと聞いたことないから、田村さんの。みんなが優しい優しいっておっしゃるし」としみじみと答えていた。

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2021年5月24日のニュース