坂上忍 平井デジ相「パンデミック下の五輪開催モデル」発言に「パンデミック下でやる必要あるのか?」

[ 2021年5月24日 14:33 ]

坂上忍
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 タレント坂上忍(53)が24日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、東京五輪の開催を巡る平井卓也デジタル改革担当相(63)の発言に苦言を呈した。

 平井氏は23日に出演した同局系「日曜報道 THE PRIME」の番組内で、「どのような状況下であったとしても、国民の命と健康を守ることができるのであれば、そこを乗り越えて新しいパンデミック下でのオリンピックの開催というモデルを、日本が初めてつくるということになるんではないかと、私はそう思っています」と述べていた。

 SNS上でも炎上している平井氏の発言について、坂上は「根本的に俺と考えが違うなと思ったのは、『パンデミック下でやる必要があるのか?』と思っている人が多いんですよ。何でパンデミック下でやらなきゃいけないんだっていうところに、まあ…目を向けようとしないよね。開催ありきで動いてるから」と皮肉まじりに話した。

 また、加藤勝信官房長官(65)も同日、NHK総合「日曜討論」で、「こんな状況でもオリンピックをやるのかというご意見があると思いますから、政府として全力で感染を徹底的に抑え込んでいき、一方でワクチン接種を早期に進めることで国民の皆さんの安心を確保していく」などと述べた。これに対し、坂上は「この人たちって、オリンピック期間中の感染状況って、関係ないんだと思う。だって、それを考えてたら、こんな無責任な発言をしない」とコメントした。

 さらに坂上は、東京五輪の調整委員会のジョン・コーツ委員長(71)が、緊急事態宣言下での五輪開催について「答えはもちろんイエス」などと発言したことに、政府から目立った反論がなかったことにも不満がある様子。「IOCの偉い人だか何だか分からないけど、こんな発言されて、黙~って一言も口を挟まない…どんだけ情けない人たちなんだ?って思ったよ」と語気を強めた。

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2021年5月24日のニュース