大竹しのぶ なかにし礼さん偲ぶ「悲しいなあ、寂しいなあ」

[ 2020年12月25日 22:24 ]

大竹しのぶ
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 女優の大竹しのぶ(63)が25日、自身のインスタグラムを更新し、23日に心筋梗塞のため亡くなった作詞家で直木賞作家のなかにし礼さんを偲んだ。

 大竹は16年に発売した「なかにし礼と13人の女優たち」のレコーディングの時に撮影したという2ショット写真を投稿。「なかにし礼さんが、天国に旅立たれました。悲しいなあ、寂しいなあ、もっともっと色々なお話ししたかったなあ。いつもいつもお芝居を見にきてくださって、素敵な感想言ってくださっていたのに」と偲び、「ピアフのアルバム作る時も色々なお話しして下さったのに。訳詞されたシャンソンの作品を送ってくださって、これでコンサート開こうって言って下さったのに。人形の家を歌った時に、この歌君にあげるよって言ってたのに。今の政治についても沢山のこと教えてくださったのに。文学について、音楽について芝居について、日本の在り方について、いつもいつも話は尽きなかったのに」と思い出をつづった。大竹は15年発売の「なかにし礼と12人の女優たち」では「人形の家」、16年の「なかにし礼と13人の女優たち」では「商売やめた」を歌っており、18年に大竹がピアフの楽曲をCD化した際にアドバイスを受けたことを明かした。

 さらに「コロナになってから、お電話すれば良かったです。お元気ですか?って。またお話ししたいですって」と悔やみ「残された作品を、聴いて、読んでいきます。先生のこと忘れません。もう逢えないなんて、本当に本当に寂しいです。空の上から、笑って応えてほしい。君はいつも元気でいいねぇって笑ってほしいです。見てもらえてると信じて頑張っていきます。 しのぶ 礼先生へ」と言葉を贈った。

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