小倉智昭氏 嵐の飾らない魅力「アイドルなのに“作り物”じゃない」

[ 2020年12月25日 05:30 ]

「ありがとう嵐」 ファンから感謝のエール(4)

キャスターの小倉智昭氏
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 フジテレビ「とくダネ!」の総合司会を務める小倉智昭氏(73)は、1999年に嵐がデビュー会見をハワイで開いた際、現地と生中継を結んでインタビューを行った。その後、日本テレビ「嵐の宿題くん」(06~10年)で5人と共演。メンバーから「オグさん」と呼ばれ、互いの誕生日にプレゼントを贈り合うなど公私にわたる親交が続いている。

 「彼らが凄いのは人気が出ても変わらないところ。5人は今も(番組出演の前後)同じ控室にいる。一つの部屋でずっと一緒にいられるのは本当に仲のいい証拠。こんなグループ、まれですよ」

 これまでリリースされたシングル、アルバムは全てチェック。コンサートにも毎年、足を運んだ。

 「同じ年の同じツアーでも公演によってトークが全く違う。話術を心得ているし、全公演で手を抜かない。だからファンは引きつけられるんだと思う」

 偶像であるアイドル。ただ、嵐の魅力は飾らないところだと力説する。

 「今でも『VS嵐』(フジ)で必死に壁をよじ登ったりしてる。何でも一生懸命やる。たとえ失敗しても隠さない。アイドルなのに“作り物”じゃないところが魅力」

 父親のような心情で嵐を見守ってきた。その思いはこれからも変わらない。

 「ファンの一人としては復活してほしい。でも5人には自分の好きなことをして、いい人生を送ってもらいたい。それが一番の願いです」

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