坂上忍　「オリンピックの担当大臣なんでしょ？」橋本五輪相の多人数会食に苦言

俳優の坂上忍
Photo By スポニチ

　タレント坂上忍（53）が25日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に出演し、コロナ禍で多人数での食事やパーティーに参加していた橋本聖子五輪相（56）に苦言を呈した。

　橋本氏は12日に参加者100人超のパーティーに、17日には都内で6人参加の会食に、それぞれ参加。17日の会食は「途中で6人になることがありました」と、一時的な多人数だったと釈明している。また、18日に80人参加の政治資金パーティーを開催した竹本直一前IT相（80）は、24日に新型コロナ感染が判明した。

　大人数での会食の自粛を要請する国民へのお願いとは対照的な、政治家たちの自覚を欠いた行動に、坂上は「国民にお願いとかする前に、身内を何とかしてくれよって話になっちゃうよね」と批判。橋本氏に対しても「オリンピックやりたいわけでしょ？オリンピックの担当大臣なんでしょ？こんなことやってたら、何言ってるの？って話になる」と、来年に延期された東京五輪の担当大臣としての意識の低さを指摘した。

　特措法改正の話題では、菅義偉首相が店舗等への時短要請への規制や罰則と給付金セットで必要との認識を示していることを伝えた。坂上は「補償と罰則というバランスがどうなるか分からないけど、前IT大臣とか現職の大臣さんの（ニュースを）やったけど、身内のあなた方、ルールを破った時の罰則を先に決めてくれないか？という気にもなっちゃう」と、皮肉まじりにコメントした。