「VS嵐」最終回4時間生放送で15・2% 約13年の歴史に幕 前週から4・9P大幅アップで有終の美

[ 2020年12月25日 09:00 ]

フジテレビ社屋
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 今年いっぱいで活動休止する「嵐」のメンバーが5人そろって出演するフジテレビ「VS嵐」(木曜後7・00)の最終回が24日、「VS嵐最終回4時間生放送スペシャル」として放送され、平均世帯視聴率が15・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。前週17日の10・3%を4・9ポイントも上回る高視聴率をマークして、約13年の歴史に幕を下ろした。同時間帯横並びトップ。

 瞬間最高視聴率は午後8時18分にマークした18・8%で、人気企画「BABA嵐 ババ抜き最弱王決定戦」が行われているシーン。10日にオンエアされた2時間SPの平均世帯視聴率は12・1%だった。

 これまでの番組歴代最高は2009年10月22日の18・4%で、最終回の15・2%は歴代9位。ゴールデン帯(木曜後7・00)昇格後、全487回の平均視聴率は11・5%だった。

 最終回は4時間の生放送。豪華3本立てで放送され、10年ぶり、3度目となる生でのゲーム対決を実施。また、番組の人気企画、ババ抜き最弱王決定戦「BABA嵐」も“THE FINAL”として開催された。さらには、特別企画として、14年11月に放送された「ハワイで大野が泣いちゃったSP」以来6年ぶりとなる、嵐5人だけのロケを敢行。今回は「台場で相葉が泣いちゃったSP」と題し、お台場の人気スポット「スポッチャ」を貸し切り、体感ゲームを楽しんだほか、この日、38歳の誕生日を迎えた相葉の誕生日パーティーを5人だけで開く模様も放送された。

 同番組は08年4月に土曜昼の時間帯でスタート。09年10月からゴールデン帯に昇格。ボールを蹴って的を狙う「キッキングスナイパー」、ベルトコンベヤーから流れてくるピンをボウリングの球で倒す「ボンバーストライカー」など、実際に挑む出演者も、お茶の間で見ている視聴者も楽しめるゲームを開発してきた。また、国民的アイドルが必死の形相で汗を流したり、うまくいかずに笑いを誘ったり、さまざまな表情を見せることで、ファンの心を捉えてきた。

 これまで延べ7000を超える人気タレントらがゲームに参加。国内の人気俳優やスポーツ選手だけでなく、ウィル・スミス(52)、トム・クルーズ(58)、キャメロン・ディアス(48)、クリスティアーノ・ロナウド(35)ら世界的スーパースターも“参戦”したのも大きな特徴だった。年内いっぱいでのグループの活動休止を受け、約13年の番組の歴史に幕を閉じた。

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