レスリー・ウエスト氏死去 75歳 ロックバンド「マウンテン」のギタリスト

[ 2020年12月25日 09:36 ]

2008年のころのレスリー・ウエスト氏(AP)
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 「グランド・ファンク・レイルロード」とともに70年代のアメリカン・ハードロックの代表的バンドとして人気があった「マウンテン」のギタリスト兼ボーカル、レスリー・ウエスト氏が心臓発作で死去。75歳だった。

 フロリダ州デイトナの自宅で21日に倒れ、23日に死去。同氏はかねてから糖尿病を患っており、2011年には右脚を切断していた。

 「マウンテン」は1969年にデビューし、デビューアルバムからシングルカットされた「ミシシッピ・クイーン」がヒット。巨漢ギタリストだったウエスト氏のキャラクター性もあって、多くのファンから支持を集めた。

 AP通信によれば、同時代に音楽活動を行っていた「キッス」のジーン・シモンズ(71)はソーシャルネットワークでウエスト氏の回復を祈るコメントを投稿していたが願いが届かなった形。同じく「キッス」のポール・スタンレー(68)は「彼は紳士であり、ギタリストのヒーローだった」とその死を悼んでいた。

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2020年12月25日のニュース