石原さとみ 「なかにし礼さんのおかげで、今の私がいます」と感謝 「てるてる家族」で連ドラ初主演

[ 2020年12月25日 16:27 ]

石原さとみ
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 「北酒場」「石狩挽歌」など数多くのヒット曲を手掛けた日本歌謡界を代表する作詞家で直木賞作家のなかにし礼(なかにし・れい、本名中西禮三=なかにし・れいぞう)さんが23日に心筋梗塞のため亡くなった。82歳。訃報を受けて女優の石原さとみ(34)がコメントを寄せて追悼した。

 石原はなかにしさんの著書「てるてる坊主の照子さん」を原作にしたNHK連続テレビ小説「てるてる家族」(2003年後期)で主演している。

 石原は「なかにし礼さんの原作、連続テレビ小説『てるてる家族』で連ドラ初主演を務めさせていただきました」としたうえで「撮影当初、お会いした際には『関西弁上手だね』と激励してくださり、何もわからない新人の私の努力や不安を察してくださいました。ダンディなおじ様に緊張もしましたが、とにかく優しく笑って見守ってくださいました」と交流を明かした。

 「あれから15年以上が経ちますが、応援してくださる年上の方は、かなりの確率で『冬ちゃんおーきなったなぁー』と声をかけてくださいます。この作品のおかげで、なかにし礼さんのおかげで、今の私がいます」と感謝した。

 「心からの感謝と御礼と共に、ご冥福をお祈り申し上げます」と追悼。「てるてる家族のドラマの中では亡くなったお婆ちゃんが幽霊に出てきて、すき焼きを食べます。願望が重なり、忘れられないシーンです」とつづった。

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