加藤登紀子　なかにし礼さんを歌で追悼…27日公演で「礼さんへの思いも込めて歌います」

加藤登紀子
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　歌手の加藤登紀子（76）が25日、自身の公式ツイッターで、23日に死去した作詞家で直木賞作家のなかにし礼さん（享年82）への思いをつづった。

　旧満州のハルビンで生まれた加藤は、「なかにし礼さんは、私と同じ、満州・ハルビンから引き揚げた人」と、なかにしさんとの共通点をツイート。過去には故・石原裕次郎さんの最後のシングル曲「わが人生に悔いなし」では、なかにしさんが作詞、加藤が作曲を手掛けた。

　加藤は77歳の誕生日を迎える27日にはコンサートを開く。「礼さんへの思いも込めて『遠い祖国』を歌います」と、ハルビンへの思いを歌った自身の楽曲でなかにしさんを追悼する意向を示し、「美空ひばりさんになかにし礼さんが贈った『終りなき旅』も、、、」ともつづった。