「半沢直樹」土下座話題の佃典彦 地元・CBC新買い物バラエティー“主役”に抜擢

[ 2020年10月21日 17:30 ]

新買い物バラエティー番組「こんなん買ったわ オオトリ家の人々」で家長を演じる佃典彦(C)CBC
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 社会現象を巻き起こした7月期のTBS日曜劇場「半沢直樹」の土下座シーンで一躍全国区となった名古屋在住の俳優・佃典彦(56)が地元・CBCテレビの新買い物バラエティー「こんなん買ったわ オオトリ家の人々」(25日スタート、月1回、最終日曜後1・24)の“主役”に起用されたことが21日、分かった。架空の家族を舞台にしたホームドラマ仕立ての番組。佃はお取り寄せによる買い物を愛する家長を演じる。

 鳳家は新製品大好き父・陽生(佃)をはじめ、コスパ重視の母・とく子(中田裕子)、ニッチなものを爆買いする長男・一風(岩崎真)、グルメに目がない長女・美味(秋本帆華)ら、一癖も二癖もある家族。毎回何かを買っては騒動を巻き起こす。

 同局の小森耕太郎プロデューサーは「『買う』っていう行為はいつもワクワクを伴う。選ぶ時、買う時、初めて使う時、いつもワクワクがある。そんな『買い物』は誰にでも簡単に出来る最大かつ身近なエンタメだと思う。オオトリ家の人々はそんなワクワクを全力で楽しむ家族で、それぞれが独自の買い物哲学を持っている。そんなオオトリ家の人々に影響されて、買い物のワクワクを共感してほしい」とコメントした。

 「半沢直樹」で佃が演じたのは、主人公・半沢(堺雅人)に“倍返し”され土下座、東京中央銀行審査部次長から出向となった曾根崎役。審査部の担当だった帝国航空の再建を半沢に横取りされたと逆恨みし、事あるごとに半沢の行動を妨害。第6話(8月23日)、帝国航空財務部長・山久(石黒賢)にミスを負わそうとしたが、半沢に暴かれ“後ろにじり下がり土下座”が大反響を呼んだ。

 佃は1986年、名城大学演劇部を中心に結成された「劇団B級遊撃隊」を主宰。作・脚本も手掛け、2006年には「ぬけがら」で“演劇界の芥川賞”と呼ばれる第50回岸田國士戯曲賞に輝く演劇人。「半沢直樹」の“怪演”により、一躍ブレイクした。

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2020年10月21日のニュース