笠井信輔アナ テレビ番組の通常放送で見解「『もう大丈夫なんだ』と勘違いしてしまうことが」

[ 2020年5月27日 14:07 ]

笠井信輔アナウンサー
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 悪性リンパ腫の闘病から仕事復帰した元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(57)が27日、自身のブログを更新。通常モードとなったテレビに警鐘を鳴らした。

 笠井アナは「お、お、小倉さんが自宅を飛び出してスタジオにいる?!」と“古巣”フジテレビの「とくダネ!」で小倉智昭キャスター(72)が26日からスタジオ復帰したことに触れた。

 小倉キャスターはこの1カ月半、自宅からのリモート出演で番組に参加していたことから、「驚きました。しかも小倉さん生き生きしてる(笑)」「小倉さんが元気そうに見えたのは当然です」と変化を指摘。自身も22日放送のTOKYO MX「モーニングCROSS」(月~金曜前7・00)にリモート出演し、テレビ復帰。「『スタジオに行きたい』と言う気持ちで胸がいっぱいになりましたから」と回顧した。

 「小倉さんも、はじめは良かったと思うんですよ。いち早くリモート出演をやって、しかも、まるでスタジオにいるかのような見事な中継&スタジオ技術でしたから。しかし、だんだんストレスが溜まってきますよね 小倉さん『なんで私がリモートで他のみんながスタジオなのか?普通、逆なんじゃないか』と思っていたようですから。ただ 非常事態宣言下では自宅にいた方がやはりよかったです。リモートと言うストレスをこの1ヵ月半小倉さんは毎日感じていたので、今日はそれはそれは嬉しかったのではないでしょうか?」と小倉キャスターの気持ちを推察した。

 さらに「他の番組でも司会者やゲストがリモート画面から飛び出して(笑)、スタジオに戻ってきていました。ところがこれが厄介なんですよね」とリモート出演解除で懸念。「テレビと言うのは“印象のメディア”なので、多くの番組でリモート出演を止めて通常放送に戻すと、テレビを見ている人が、『もう大丈夫なんだ』と勘違いしてしまうことが多かれ少なかれ起きるんです。ニュースをきちんと見ていればまだまだコロナの脅威は去っていないとすぐわかるのですが、『表に出たい』『みんなと飲みに行きたい』とこの1ヵ月半我慢していた人たちは、どこかに免罪符を求めています。少しでも『なんだ大丈夫じゃん』と、思いたいので、『繁華街に人が戻ってきました』と言う、三密状態を“心配するニュース”であっても『繁華街に人がもう戻ってるんだ』と“前向きなニュース”捉えてしまう人が出るのは、映像が持つ1つの特性です」と記した。

 とはいえ「だからといって、ニュースや情報番組のリモート出演を続けたほうがいいと思っているわけではありません」とも。「1つ何か局面が変わると、人間とは弱いもので、己に都合の良いように物事を解釈してしまうものだなと。まだまだコロナの脅威は去っていません。私たちがん患者・がん経験者や、病気を抱えている人たちは、病院に治療や診察に必要があって行く時にも常に、感染するかもしれないという恐怖の中で、細心の注意を払いながら病院までたどり着いています。これからは緊急事態宣言が全面解除になって出社して仕事をする方も多いと思います」とし、「しかし、みなさん、新型コロナウイルスは無くなったわけではないのです。どうか、それを意識して十分に気をつけて通勤、生活、してくださいね。わたしは家でセルフロックダウンを続けて感染拡大を防ぐことにします」と訴えた。

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