阪神2軍で佐藤輝が“プロ初”サヨナラ3ラン 和田2軍監督「声がかかったらすぐいけますという状態に…」

[ 2024年5月31日 20:53 ]

ウエスタンリーグ   阪神5ー3ソフトバンク ( 2024年5月31日    鳴尾浜 )

<ウエスタン 神・ソ>延長10回、サヨナラ3ランを放った阪神・佐藤輝(撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

 阪神の佐藤輝明内野手(25)が「4番・三塁」で先発出場。1点を追う延長10回1死一、二塁で1、2軍通じて“プロ初”のサヨナラ弾となる2号3ランを放った。育成左腕・大城の投じた初球、123キロのスライダーを振り抜き、弾丸ライナーで右翼防球ネットに突き刺した。先発には降格後2度目となる伊藤将が登板し、7回4安打1失点と好投した。

 以下、和田2軍監督との一問一答。

 ―いろいろあったが最後に吹き飛ばした。
 「まあ本当にね、ゲーム中はいろいろやらかしたけど、これですっきりしたんじゃない?本当に一生懸命、落ちてからやっている中でやっぱり悶々(もんもん)としたものはあったと思うから。これでいろいろなことを吹っ切ってまた前に進めると思う」

 ―ここまで打撃の内容はどう見ていた。
 「ちょっとずつ良くなっているという感じよりも、その日のその打席の、投手によったりとかというのがあったので。きっかけになるような一発というか、それも左投手からの一発だったので。本人もあの球を狙っていたかも別としてね。しっかり絞っていたかもしれないし、反応で打てたのかもしれないし。こういう場面で結果を出せるようになってきているということだと思うから、これからのきっかけになるような一打だったと思うよね」

 ―技術より打席での考え方が成長していく上で必要。
 「そりゃあもう技術はある程度持っている選手だと思うのでね。やっぱり考え方だったり姿勢だったりをこっちで若い選手とどろんこになって練習してきているのでね。まだゲームではいろいろやらかしたりするけど、やっぱりこういうところで決められるのは、そういうものを持っていると思うし。今日の1本だけじゃなくて、ちょっとでも状態を上げて、声がかかったらすぐいけますという状態に持っていってほしいですよね」

 ―挟殺の失策は受け手が重なった。
 「そうそう。重なって、お互いが譲り合ってしまった。だから悪送球ではなくて。譲り合って両方とも引いてしまったと」

 ―センターが入ってきた。
 「ベースが空いていれば入ってくるけど、両方入ったのなら内野手に任せるべきだし。そこはモモ(百崎)もやり慣れていないポジションだし、いろいろなことが重なった。外野が後ろに逸らしてはダメなプレー。カバーに入った外野がね」

 ―ノイジー初実戦。
 「今日の3打席を見ていると、それほど…まあ格というのがあると思うけど状態自体はそんな悪いと思わない。あのセンターフライ、大飛球。あれが(柵越え)いくようになれば、本物だと思うけど、もう少し時間がいるかな。下半身をもう少し使えるようになって、強い打球をね。練習でも遠くに飛ばせるような感じになれば彼のいいときの感じになると思うので。とにかくこっちで数多く打席に立って、感覚をつかんでいくというね」

 ―本人も強い打球を意識している。
 「やっぱりゲームだけではなくて練習からね。アベレージヒッターだとは思うけど、鳴尾浜の球場は狭いし、練習でも振って振ってガンガン放り込んでっていうふうにね。そういうことで下半身もできてくると思うし。彼の持ち味は広角に打てるというところだと思うので、ホームランはともかくツーベースが数多く出てくると本来のものに近づいてくると思うからね、そのへんのところを意識しながらしっかり振り込んでいってほしいよな」
 
 ―伊藤将が7回1失点。
 「ゲームをしっかりつくってというところで。今日は真っすぐがキャッチャーのインコース要求の球がちょっとコントロール効いていなかったかなと。真ん中あたりの高めにボール球になっていたので、そこだけかな、今日に関してはね。あとはコントロールであったりテンポであったりね、そこは彼の持ち味が出ていたと思うし。今日でもいい時の(伊藤)将の球に比べたらまだいっていないと思うんだけど、それでもこうやってゲームをつくれるし。前回も言ったけどこっちにいる選手が本当に見習わないといけないところだと思うので、そういうところを前回、今回と見せてくれているというのはこっちの若い選手にはありがたいし、本人も必死になってマウンドに上がって投げて結果を出して、声がかかった時にいけますよという状態にもっていこうという姿が見えるので、そういう姿を見てこっちにいる選手は学んでほしいよね」
 
 ―佐藤蓮がずっといい。
 「いいよ。ストライク、ボールの不安がゼロとは言えないけど取れつつあるので、今は自信を持ってストライクゾーンに投げ込めているので、ここ何回も続いているのでね。非常にいい状態なんじゃないかなと思いますね」

 ―短いイニングのほうがドーンといける。
 「短いイニングを投げるピッチャーなので、先発したら違う、全部が全部ああいうふうに投げられないと思うけど、今はとにかく1イニングを全力で腕を振ってかつストライクが取れるようになってきているから、本当に良くなっている」

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月31日のニュース