伊東勤氏 意外な西武・武内の交代 継投に見えた渡辺イズム

[ 2024年5月31日 05:30 ]

交流戦   西武3―0中日 ( 2024年5月30日    東京D )

<中・西>中日に連勝し、ナインを迎える渡辺監督代行(左)(撮影・椎名 航)
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 【伊東勤 視点】西武の武内がいい仕事をした。柳との投げ合いを無失点で耐え抜いた。腕の振りがコンパクトで球の出どころが見えづらい。交流戦で初めての対戦では対応できない。圧巻は6回1死二塁。細川に対する投球だ。初球、カーブで空振り。2球目もカーブでファウル。簡単に追い込んだ。4球目の147キロ直球で見逃し三振。4番を相手に堂々たる投球だった。

 渡辺監督代行がその直後、武内を代えたのは意外だった。第1打席に中前打されるなどベンチとしては中田の存在が気持ち悪かったのだろう。中田まで回ったら平井にスイッチすることをあらかじめ準備していたということ。もう一つ考えられるのは“つないで勝ちきってみせろ”という救援陣に向けた指揮官なりのメッセージだ。投手出身の監督らしい、思い切りのいい采配で、救援陣がそれに応えて無失点勝利。西武にいい流れができた。(スポニチ本紙評論家)

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