ラオウで先制!オリックス・杉本、押し出し四球を選びガッツポーズ 由伸も歓喜

[ 2022年10月12日 19:19 ]

パCSファイナルステージ第1戦   オリックス―ソフトバンク ( 2022年10月12日    京セラD )

パCSファイナル<オ・ソ(1)>4回、杉本が押し出し四球を選んで先制点が入り喜ぶ山本(撮影・岡田 丈靖)
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 オリックス・杉本裕太郎外野手(31)が先制点を呼び込んだ。

 4回1死満塁の好機、わずか2球で追い込まれたが、そこから粘ってフルカウントとし、最後は外角低めの変化球を見極め押し出し四球を選んだ。

 冷静な打席とは対照的にバットを置いて一塁ベースに向かう際には右拳を挙げてガッツポーズ。短期決戦にかける熱い思いを体現した。

 昨季は32本塁打で自身初タイトルとなる本塁打王を獲得し、右拳を突き上げる「昇天ポーズ」が大ブレイクした。ところが今季は春先から不振が続き、故障などもあって4度も出場選手登録を外れ、最終的に打率・235、15本塁打、51打点。規定打席にも到達できず不完全燃焼の1年となった。

 それでも昨季のCSファイナルS第2戦で決勝2ランを放つなどクライマックスシリーズのMVPに輝いた“お祭り男”だ。この日は2回2死一塁で右前打を放つなど2打席連続出塁。今年も短期決戦で輝いてみせる。

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