ソフトバンク・石川が第1戦先発 熱男らに刺激 育成時代のギラギラ感出しテンポ良く投げてオリ封じ

[ 2022年10月12日 05:00 ]

マウンドを確認する石川(右)(撮影・平嶋 理子)
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 今日の初戦にソフトバンク・石川が原点回帰で先発する。ポストシーズンは中継ぎの登板経験はあるが、先発は初めて。京セラドームで最終調整。育成時代のギラギラ感と、投球テンポの復活を好投のカギにあげた。

 「一球一球、全力でいく大関を見て気付きがあった。育成上がりの“何くそ”じゃないが、ああいう気持ちをもう一度、ぶつけられたらいいという気もします」。自身も育成出身。左精巣がん摘出手術から復帰した育成出身の大関は、9日の西武戦で回またぎの中継ぎで力投。刺激を受けた。

 レギュラーシーズンのオリックス戦は5試合先発で1勝2敗。分は悪いが、今季限りで退団した松田に、8月にベンチで言われた助言を意識する。

 「ずっと“テンポ、テンポ。最近テンポ、おせーぞ”と言ってくれて。そもそも制球悪くてもテンポ良く投げるのがモットーだった。その強みで投げたい」。2つの意識を胸に山本と投げ合う。

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2022年10月12日のニュース