広島・新井新監督 高校の先輩のヤクルト・高津監督に「アドバイスを頂けるかな、と思っています」

[ 2022年10月12日 14:24 ]

<広島>会見の席に着く新井新監督 (撮影・奥 調)
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 球団OBで広島新監督の新井貴浩氏(45=本紙評論家)が12日、広島市内で就任会見に臨んだ。

 今季限りで退任した佐々岡真司監督(55)の後任として球団から要請を受け、受諾。松田元オーナー(71)からもチームの再建と次世代育成に期待を寄せられており、粉骨砕身で挑む決意を見せた。

 会見では、ヤクルトの高津臣吾監督が同じ広島工出身で、セ・リーグ2球団の監督が高校の先輩後輩という珍しい関係性も話題となった。「広島の同じ高校からセ・リーグの2球団の監督が同時に出るというのは、ずごく珍しいことだと思います」と話した新井新監督は、改めて高津監督はどんな存在かと聞かれると、「高津さんは連覇されていますし、ヤクルトも若手、ベテラン、外国人選手とすごくバランスのいいチーム。すごく強いですし、そこにどう立ち向かうかは今から考えますが、高津さんは高校の先輩なのでアドバイスを頂けるかな、と思っています」と答えた。

 また、会見では16~18年に3連覇を果たした際の強いカープを取り戻すには何が必要か、との質問も出て、「まずは若手の底上げ、力を付けさせることが大切だと思う。ただ、シーズンは長いので、3連覇したときがそうだったように、若手だけでは勝てない。あのころも若手、中堅、ベテラン、すごくバランスのいいチームだった。何事においてもバランスは大切にしていきたい」と返答。高津野球がモデルに近いようだ。

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2022年10月12日のニュース