【ダルと一問一答1】地区シリーズ第2戦先発に闘志「自分の中で試行錯誤していって、違うレベルになれた」

[ 2022年10月12日 09:50 ]

登板前日会見に臨むダルビッシュ(撮影・柳原 直之)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が11日(日本時間12日)、ドジャースタジアムで登板前日会見に臨んだ。12日(同13日午前9時37分開始)のドジャースとの地区シリーズ(5回戦制)第2戦に先発する。以下、一問一答。

 ――公式戦最後のドジャース戦(9月2日、7回2安打無失点)は抑えた。ゲームプランがうまくいったのか。

 「たまたまうまくいっているというだけで、プランというかたまたまうまくいっているだけだと思うので。あまり過去のことは考えずにもう1回しっかりした気持ちを入れ直していきたいと思います」

 ――この2週間チームの雰囲気は。

 「自分は特に変わったところはなくて、チームとしてははだんだん1試合1試合戦うごとに、前回のワイルドカードシリーズもそうですけど、自信がついてきているのかなと感じます」

 ――ドジャースに在籍した17年にワールドシリーズに出場した。

 「球場は変わってないですし、いろんなところ変わってないところが多いですけど。自分自身、すごく違う状態で今日この球場に来ているなとは感じるので、また違う姿を見せられるのかなと思います」

 ――相手先発カーショーの球を打席で見たこともある。

 「ピッチャーの球を見られる。勉強という面ではすごく良かったけど、単純にすごく疲れるというのも一番嫌なところだったので、ずっとオフシーズンとかもよくキャッチボールしたり家がすごく近い、カーショーとこういう舞台で投げあるというのは前回(ワイルドカードシリーズ初戦)のシャーザー選手と同じですけど、すごい誇りに思います」

 ――ワイルドカードシリーズ第3戦でマスグローブが耳を触られるなどチェックを受けた。

 「そこは向こう(メッツ)もいろいろ理由があってやっているんだろうから、別に僕はなんとも思わないですけど。ああいう3試合目、みんなで勝てたというのが見ていてみんなさらにクラブハウスも明るくなった気がするし、すごく良かったと思います」
 ――マスグローブが耳をチェックされたこと自体は。

 「別に耳でも鼻でも触ってもらっていいですよ(笑い)」

 ――17年と何が一番変わったのか。

 「年をとっていろいろな経験をして、経験を元にですけど、自分の中で試行錯誤していって、違うレベルになれたと。いろいろな人の支えもそうですけど、そういうところで(今は)あの日と同じところに座っているんですけど、あのゲーム7(第7戦)の後の。そういう意味でもすごい違いは自分で感じています」

 ――昨日、移動後の練習でブルペン入り。マメで出血した右足も含め今の状態は。

 「ブルペンはすごく良かったですね。今日も良かったですし。やっぱり年を取ってきたらあまり寝なくても大丈夫になってるというか、意外とそういうところも元気で、感触も良かったし、足も大丈夫でしたし、今日はもっと良かったので明日が楽しみです」

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