【阪神・矢野監督語録】マルテを三塁で起用「ある程度リスクはね」 原口のスイング判定には不満顔

[ 2022年10月12日 21:49 ]

セCSファイナルステージ第1戦   阪神1-7ヤクルト ( 2022年10月12日    神宮 )

セCSF<ヤ・神> 初戦で敗れ肩を落として球場をあとにする矢野監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神が12日、大事なファイナルS初戦を落とした。

 先発の西勇が初回にオスナに先制の3ラン被弾。2、3回も立て続けに失点を喫し、3回までに5点のリードを広げられた。打線も6回に島田の適時打で1点を返すのがやっとで、初戦は完敗に終わった。

 以下、試合後の矢野監督との一問一答。

 ――西勇は丁寧にいっていた。
 「そうやね、うん。結果的には四球がもったいないなって。山田への、いい追い込み方したから。まあまあ、丁寧さっていうところがちょっと外れて四球となったのが。ホームランは結構うまく打たれたんで。言うほど簡単じゃないけど」

 ――大山らヒットが出てなかった選手にもヒットが出た。
 「ヒットが出たとかはもちろん結果やから、それは出た方がいいに決まってるけど、別に。オレらは4つ勝つ必要があって、それをやるだけなので、何も変わらない」

 ――スタメン起用した島田、代打の梅野、マルテら集中力があった。
 「集中力っていうか別に、この試合で集中力ないやつなんていないと思うし、結果出たから集中力あるっていうだけのことで、みんな集中力ない状態でいってるとは思えないんで」

 ――最後はマルテをサードに。
 「まあまあ、ある程度リスクはね、もちろんシーズンではやってないわけやから。でも、短期決戦でバッターの状態や相手ピッチャーとかいろいろ考えてきたら、やっぱりそういうことも、短期決戦の中では必要かなと思うんで。もちろんメンバー構成見れば、それは今日やれたのはよかったかなと思います」

 ――初回、2回に1点でも取れていたらという展開だった。
 「もちろんそこで取りたかったし。まあ、そうやね。向こうのより投げやすい環境に、状態にしてしまったかなというのはあるけど」

 ――原口が2回は粘るも、疑惑のハーフスイング判定で空振り三振に。
 「あれは振ってないでしょう。あれは、ちょっともう大事なところやからね。審判だって別に一生懸命やっているし、判定にああいうことだって、文句言えないというか、別にオレも抗議にいけないっていうのはもちろん分かっているんだけど。あそこはちゃんと見てもらいたいよね」

 ――3回の8番、9番に代打起用の策は。
 「4つ勝つっていう試合の中の采配なんで。ファーストステージとは違うんだから」

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2022年10月12日のニュース