ヤクルト、虎に快勝! 3冠王・村上不発も大量7点 好投の小川はCS7年ぶり白星

[ 2022年10月12日 21:03 ]

セCSファイナルステージ第1戦   ヤクルト7―1阪神 ( 2022年10月12日    神宮 )

<ヤ・神>7回、好守の村上を指差す小川(撮影・大森 寛明)
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが12日、神宮球場で開幕。2年連続リーグ優勝したヤクルトがレギュラーシーズン3位から“下克上”でファーストステージを勝ち上がってきた阪神に快勝して白星発進した。

 ファイナルステージは6試合制で、ヤクルトは1位チームにあらかじめ与えられるアドバンテージ1勝を含めてこれで2勝0敗。あす13日の第2戦にも勝つと、2年連続となる日本シリーズ進出に王手がかかる。

 電光石火の得点劇だった。初回、2死から山田、村上が連続四球で塁に出ると、5番・オスナが左翼スタンドへ1号3ランを放って先制。2回に山崎の中前適時打で1点、3回にはサンタナの中犠飛でもう1点加え、相手先発右腕・西勇から序盤で5点リードを奪って4回でマウンドから引きずり下ろした。

 6回にはケガから復帰戦となったサンタナがバックスクリーンへ1号2ランを叩き込んで6点リード。史上最年少の22歳で令和初の3冠王に輝き、日本選手新記録となる56本塁打をマークした主砲・村上は無安打2四球と封じられたものの自慢の打線が先制、中押し、ダメ押しと理想的な試合運びだった。

 投げては先発右腕・小川が7回途中6安打1失点と好投。小川は巨人と対戦した2015年ファイナルステージ第2戦(神宮)以来CSでは7年ぶり2勝目となる白星を手にした。

 CSファイナルステージ第2戦は13日に行われ、予告先発投手はヤクルトがサイスニード、阪神は藤浪と発表されている。

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