ソフトバンク・藤本監督 鬼門・京セラDも「関係ない。泥くさい1点を取るだけ」

[ 2022年10月12日 05:00 ]

練習が終わり、引き上げる藤本監督(撮影・平嶋 理子)
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 短期決戦はシーズンとは別ものだ。ソフトバンク・藤本監督が“地元”の大阪で集中モードに入った。オリックスとのファイナルS初戦を控えた最終調整後の対応で一切の笑いなし。張り詰めた空気を発し続けた。シーズンでの京セラドームのオリックス戦は3勝10敗で鬼門となっているが、「そんなん関係ないです。CSですから。レギュラーシーズンやないんだから」と強調し、切り替えを促した。初戦の相手先発はエース、山本。牧原大、三森らが好相性。それでも、あえて「全然、関係ないです。甲斐なんかレギュラーシーズン悪かったのに2本打ってるから。一人一人が集中して泥くさい1点を取るだけ」と全員攻撃を宣言した。

 ポストシーズンは無敵の18連勝中。相手にアドバンテージ1勝はあるが、戦い方は熟知している。6試合で4勝すれば日本シリーズ進出。1勝の積み重ねを意識する。「負けたらダメのトーナメントのつもり。3連戦とか6連戦とか関係ありません。目の前を勝つだけ」。打撃練習の合間には指揮官が一塁を守るなど、通常と違う動きも見せた。

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2022年10月12日のニュース