ヤクルト小川「流れをなんとか引き寄せられるようにと」7回途中1失点力投 CS勝利は7年ぶり

[ 2022年10月12日 21:29 ]

セCSファイナルステージ第1戦   ヤクルト7―1阪神 ( 2022年10月12日    神宮 )

<ヤ・神>つば九郎に祝福されるオスナ(左)と小川(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトのライアンこと小川泰弘投手(32)がクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦・阪神戦(神宮)で7回途中6安打1失点と好投。巨人と対戦した2015年ファイナルステージ第2戦(神宮)以来CSでは7年ぶり2勝目となる白星を挙げた。

 初回1死一塁では近本を、3回1死一塁では中野をそれぞれ併殺打に仕留めて無失点。味方打線が初回にオスナの3ランで先制するなど3回までに5点を援護したこともあって快調にイニングを重ねた。4回、5回はともに3者凡退。6回に2死三塁から島田に中前適時打されて1点失ったが、失点はそれだけで、初戦の先発投手という大役を見事に務め上げた。

 試合後、オスナに続いてお立ち台に上がった小川は「ありがとうございます。ホッとしてます」と第一声。「序盤に心強い…本当に得点をしてくれたので、点を取った後しっかり粘って流れをなんとか引き寄せられるようにという心がけでいきました。本当に飛ばしていって、なんとか流れを引き寄せたいって、そういう強気で攻めこめたと思いますし、最後は少しバテてしまいましたけど、なんとか試合をつくれて良かったです」と冷静な声で振り返った。

 「本当に団結して全員が力を出し切っていますし、ファンの皆さんの声援も凄く心強く後押しされてます。またあしたも頑張りたいと思います」とチームを代表してコメントした小川。「ファンの皆さん、いつも応援ありがとうございます。チームは本当にいい勢いでスタートできたと思います。また、気持ちを切り替えて、引き締めて、また頑張っていきたいと思います。あしたも応援よろしくお願いします」と全国の燕党に呼びかけていた。

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