阪神 初戦敗れて突破率3・8%の大ピンチ… どうなる「史上最大の下克上」

[ 2022年10月12日 21:07 ]

セCSファイナルステージ第1戦   阪神1-7ヤクルト ( 2022年10月12日    神宮 )

セCSファイナル<ヤ・神>初回、オスナ(右)に先制となる3ランホームランを打たれる西勇(撮影・椎名 航)
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 阪神が12日、CSファイナルステージ(S)第1戦に敗れた。ファーストSを劇的に勝ち上がったが、日本シリーズ進出へは、いきなり風前の灯火となってきた。

 CSファイナルSには、1位チームに1勝分のアドバンテージがあるため、この日の敗戦で阪神は“2敗目”となる。

 アドバンテージ制かつ、4勝で勝ち抜け制の現行システムがセパともに導入された08年以降(20年パ・リーグは除く)で、過去にファーストSを勝ち上がった球団が、初戦に敗れてから逆転でファイナルSを勝ち上がった例は、2017年のDeNAしかない。初戦に敗れた時点で阪神のCS突破率は3・8%となった。

 そもそも08年以降で、1位以外のチームがファイナルSを勝ち上がったのは、26チーム中5チームと狭き門だ。

 レギュラーシーズンでは68勝71敗4分けの勝率・489でリーグ3位に終わった阪神。過去、勝率5割未満で日本一に輝いたチームはなく、「史上最大の下克上」へ挑戦しているが、果たしてどうなるか。

【08年以降1位以外で日本シリーズに進出したチーム】
10パ ロッテ ■○●●○○○(ソフト)
14セ 阪 神 ■○○○○(巨人)
17セ DeNA  ■●○○○○(広島)
18パ ソフト ■○●○○○(西武)
19パ ソフト ■○○○○(西武)
※球団名のソフト=ソフトバンク。■=アドバンテージ分の1敗。()は対戦球団

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2022年10月12日のニュース