花巻東、東北大会初戦敗退でセンバツ絶望的 麟太郎主将、無安打に「自分に責任がある」

[ 2022年10月12日 04:00 ]

秋季東北大会2回戦   花巻東3―8鶴岡東 ( 2022年10月11日    荘内銀行・日新製薬 )

3回に見逃し三振に倒れた佐々木麟(撮影・柳内 遼平)
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 花巻東(岩手)が秋季東北大会2回戦で鶴岡東(山形)に3―8で敗れ、来春選抜出場が絶望的となった。高校通算93本塁打の佐々木麟太郎主将(2年)は4打数無安打、2三振。「大事なところで一本が出なかった。自分に責任があると思っている。しっかり受け止めていきたい」と絞り出した。

 鶴岡東の1年生左腕・桜井椿稀(つばき)に完投勝利を許し、甲子園出場は3年生となる来年夏のみとなる可能性が高まった。一方で、今秋は岩手県大会4試合で3本塁打、その後の練習試合で3本塁打し、高校通算93本塁打とした。3桁の「大台」は目前。12月のシーズンオフまで練習試合は20試合以上実施される見込みで、年内の100号到達も射程圏内となった。

 佐々木麟は「日本一という目標がある中でそれに届かなかった一年」と22年を総括。100号&史上最多とされる早実・清宮(現日本ハム)の111号超えと、聖地を目指す来年へと気持ちを切り替えた。(柳内 遼平)

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